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study 日本語「ある」と「いる」



「存在する」という意味でつかう「ある」と「いる」
みなさんはこのふたつを使い分けられていますか?

「いる」は人や動物などの「生き物」に使い、「ある」はそれ以外の「物体」に使う、と聞いたことがある方もいるかもしれません。
でも、必ずしもそうではないのです。

例えば、「公園に桜の木がある」と言いますが「公園に桜の木がいる」とは言いません。桜の木だって生き物ではないの? と思う方はいませんか? お寿司屋さんでマグロを食べたいとき、「マグロありますか?」と言うことはあっても「マグロいますか?」とは言いません。マグロだって生き物ですよね。でも「マグロいますか?」と聞くと、日本人は食べるマグロではなく、泳いでいるマグロをイメージします。「車がある」「車がいる」、「ロボットがある」「ロボットがいる」、私たち日本人はそれらの状態が「動いている(=いる)」か「動いていない(=ある)」かで、無意識に使い分けているのです。ですから、「桜の木」は生きていますが動かないので「ある」と言います。

慣れるまでは難しい「ある」と「いる」ですが、使い分けに迷ったら「動く」か「動かない」かを、思い浮かべてみてください。


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