「鍋」が食べたい！～石狩鍋～
前回は秋田のきりたんぽ鍋を紹介しましたが、今回は北海道の「石狩鍋（いしかりなべ）」をご紹介します。
石狩鍋はその名の通り、サケ漁で有名な石狩川の河口にある石狩町から生まれた漁師料理です。大漁を祝う際に、漁師たちがサケのぶつ切りやあらをそのまま味噌汁が入った鍋に入れて食べていたといわれています。
ぶつ切りにした身とあらをたまねぎ・キャベツ・長ネギ・大根・しいたけなどの野菜と一緒に昆布のだし汁に入れて味噌で味をととのえます。具材は他に豆腐やこんにゃくをいれたり、最後にいくらを乗せたり、バターで風味を出したりとご家庭によってアレンジもいろいろ。焼くと失われてしまうサケの皮のコラーゲンもたっぷりと含まれていて、美容にも良いため女性に人気の鍋です。
サケのうまみと野菜の甘みが味噌のスープに溶け出し、、、食欲をそそります！山椒や黒コショウを軽く振りかけてみても美味しいです！
