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キッチンスポンジの選び方



食器や調理用具を洗うとき、皆さんはどんなスポンジを使っていますか? 毎日使うものですから購入の機会も多いかと思いますが、ドラッグストアや100円ショップの売り場へ行くと、たくさんの種類があって迷ってしまった経験はありませんか?
そこで今回は、素材による違いについてご紹介したいと思います。


1. ウレタンフォーム

出典:無印良品(ウレタンフォーム 三層スポンジ

一番目にする素材で、触り心地が柔らかくて、気泡が詰まってできているので泡立ちがよく、押すと戻る性質があります。気泡が細かいと泡立ちが良く、荒いものは早く乾きます。基本的にはどの食器にも使用ができ、泡立ち重視の方におすすめの素材です。


2. セルロース

出典:TOWA(KLP セルローススポンジ

水分を吸収するとやわらかくなる素材で、ウレタンフォームよりやわらかなため、ガラス製品などのデリケートな食器を洗うのに適しています。吸水性が高いので、ふきんのかわりにキッチンの水滴をふき取ることもできます。


3. 不織布

ウレタンフォームやセルロースのスポンジと2層になって使われることが多い素材です。ハードなものには研磨剤がはいっているので、焦げなどの頑固な汚れを落とすのに使い、ソフトなものは食器を傷つけずにしつこい汚れを落とすのに適しています。


4. ネット

素材ではありませんが、ウレタンスポンジをネットで包んだもので、売り場でもよく見かけると思います。ネット部分はポリエステルやナイロンなどで作られています。ネットの凸凹で汚れをかき落とす効果がありますが、その凸凹部分に汚れが残ってしまうこともあるので、使い終わったらしっかり汚れを落とすようにしましょう。


キッチンスポンジはその特性上、雑菌が繁殖しやすいものです。使用後はしっかり絞って乾燥させましょう。また、劣化したスポンジを使い続けるのもNGです。せっかく食器を洗っても菌をこすりつけていることになっているかもしれません。状態によりますが、2週間から長くても1か月くらいで交換するとよいでしょう。

何気なく使っているキッチンスポンジでも、その特性を知って使い分けると、洗い物の時間が楽しくなるかもしれませんよ。みなさんも、お気に入りのスポンジを探してみるのはいかがでしょうか?


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