季節を表現する言葉・7月
7月になりましたね。とはいえ、梅雨明けはまだ少し先なので、からっとした夏が待ち遠しいです!今月も7月にまつわる言葉をご紹介します。
- 文月(ふづき、ふみづき)
旧暦で7月のこと。短冊(たんざく)に歌や字を書き、書道の上達を祈った七夕の行事「文被月(ふみひろげづき、ふみひらきづき)」が略されて「文月」になったといわれています。 - 七夕(たなばた)
7月7日。日本には織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)が1年に1度だけ天の川(あまのがわ)で会える日という、言い伝えがあります。 - 朝凪(あさなぎ)
海辺の地域で陸風から海風に交代する朝方に、一時風がなくなること - 夕凪(ゆうなぎ)
海辺の地域で海風から陸風に交替する夕方に、一時風がなくなること - 打ち水(うちみず)
暑さやわらげるために、庭や道路に水をまくこと - 逃水(にげみず)
風がなく晴れた暑い日に、アスファルトの道路などで、道路に水があるように見える現象のこと - 蝉時雨(せみしぐれ)
梅雨が明けて、しきりに鳴き出す蝉の声 - 草いきれ(くさいきれ)
夏草のむっとする匂い - 夏の宵(なつのよい)
日が暮れて間もない夜にはならない頃。日中の暑さから解き放たれくつろげるひととき - 土用の丑の日(どようのうしのひ)
土用の丑の日の詳細は今度あらためてご紹介したいと思いますが、この日にうなぎを食べると縁起が良いといわれています。今年は7月21日と8月2日がその日にあたります。