お金のはなし・10000円札
さて、お金のはなし、最後は10000円札です。
【一万円券】
寸法:縦76mm、横160mm
発行開始年:平成16(2004)年11月1日
図柄・表面:福沢諭吉(ふくざわゆきち)、10000、日本銀行、壱万円
図柄・裏面:鳳凰像(ほうおうぞう)、10000YEN
色数:表面14色、裏面7色
表面には、明治の思想家で慶應義塾大学を設立した福沢諭吉の肖像画が、裏面には10円玉にも描かれている平等院鳳凰堂(びょうどういんほうおうどう)の鳳凰像が描かれています。福沢諭吉の『福翁自伝(ふくおうじでん)』という本が、ベトナム語に訳されているそうですね。
さて、現在発行されているお金について、10回に分けてご紹介してきましたが、実は500円玉が2021年度上期、1000円札・5000円札・10000円札が2024年度上期を目途に新しくなる予定です。詳細は財務省のホームページで紹介されていますが、紙幣の肖像画はすべて変わり、だいぶ印象が違っています。
■新しい日本銀行券及び五百円貨幣を発行します(財務省)
https://www.mof.go.jp/currency/bill/20190409.html
新しいお金が発行されても現在のものも使用できますので、そこはご安心ください。
お金のはなし、いかがでしたでしょうか? 普段何気なく使っているものですが、そこに描かれている日本の歴史についても、興味を持っていただけるとうれしいです。