季節を表現する言葉・8月
8月になりました。例年ですと8月は海やプールなど、夏のレジャーが楽しみですが、今年はコロナウイルスの影響で、ちょっとさみしい夏休みになりそうですね・・・
でも気持ちは明るく元気に過ごしたいですね!それでは今月も季節の言葉をご紹介します。
- 葉月(はづき)
旧暦で8月のこと。葉の落ちる月「葉落ち月」が転じて「葉月」になったという説が有力だそうです。 - 油照り(あぶらてり)
薄曇りで風がなく、じりじりとした暑さでじっとしていても汗がにじみ出るような天気。 - 炎天(えんてん)
真夏の太陽がギラギラと照りつける空。「炎天下(えんてんか)」はその強い日差しを受ける地上のこと。 - 雲の峰(くものみね)
山の峰のようにそそり立っている雲。入道雲(にゅうどうぐも) - 残暑(ざんしょ)
8月8日の立秋(りっしゅう)の後も、秋まで残る暑さ。 - 不知火(しらぬい)
九州地方の有明海と八代海で真夏の夜に多くの光が点在し、ゆらめいて見える現象。 - 涼風(すずかぜ)
夏の終わりの頃のすずしい風。 - 蝉時雨(せみしぐれ)
多くの蝉が一斉に鳴きたてる声が時雨の降る音のように聞こえること。 - 夏の果て(なつのはて)
夏の終わり。過ぎ去っていく夏を惜しむ言葉。 - 風鈴(ふうりん)
家の軒先などに吊り下げる、金属やガラスでできた小さな鈴。風が吹くと鳴る涼しげな音を楽しむ。