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飲酒と熱中症



熱中症に関しては過去に何度かご紹介していますが、今回は実際に私の体験をお話ししたいと思います。

友人宅へお伺いした時のことです。とても暑い日でしたが、友人宅には扇風機しかなく、窓を開け放ち、久しぶりにお会いしたということもあり、昼からビールをいただきました。暑い日にいただくビールはとても美味しく、ビールの次にワインもいただきました。3時間半ほどの飲食のあいだ、私はお酒以外の水分を飲んではいませんでしたが、特に気にすることなどなく、その後、近くの家庭菜園に移動しお野菜を分けていただき、ほんの30分ほどの作業でしたので、そこで水分を摂ることもせず、家に帰りました。帰った後はいつもと変わらず、大量に汗をかいていたのでまずは子供とお風呂に入り、夕食の準備をし、食事のときにはハイボールを飲み、少し早めに就寝しました。

と、ここまでは何も問題ないように思っていたのですが・・・
1時間ほどしてのどの渇きを感じ目が覚め、水を飲んでも渇きがなくなることなく、次第に体温が上昇していくのを感じました。熱を測ると37.2℃、汗をかき強いだるさも感じます。保冷材などで首や脇を冷やし、少し休みましたが、引き続きのどが渇いています。そこではじめて、もしかしたら熱中症かもと思い、急いで今度はスポーツドリンクを摂取しました。すると、次第に体がラクになり、体温も36.7℃まで下がりました。

後で調べてみると、暑い日にお酒を大量に摂取すると、汗や尿となって摂取以上の水分が失われ脱水状態になる危険性があり、お酒を1~2杯に控えて、お酒以外の水分補給をこころがけていれば問題はないそうなのですが、それ以上にお酒を飲んでしまうと水分が失われ、また酔いのせいでそれに気づきにくくなってしまうというのです。私はたまたま家にスポーツドリンクの粉末を常備していたので、すぐにそれを飲むことができましたが、もしかしたら悪化していたかもしれません。

今年は新型コロナウイルスの影響で、暑い浜辺やバーベキューなど大勢でお酒を楽しむような機会はないかもしれませんが、真夏にお酒を飲みすぎると、熱中症の危険性もあるということを、知っておいていただきたいと思います。

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