浅草寺の煙の謎
東京の有名なお寺である「浅草寺(せんそうじ)」に行くと煙の前に人だかりができているのを見たことはありませんか?
実はこの煙には様々な効果があります。「常香炉(じょうこうろ)」といわれる香炉は戦国時代(約400年前)に中国から伝わってきたもので、きた人の体を清める(きよめる)ために利用されてきました。そのうち「香炉の煙を体の悪いところにかけると治りが良くなる」という言い伝えが広まりました。
この言い伝えから「体の悪いところを良くする=頭を良くする」という意味に変わっていき、今では大半の人が頭に煙をつけています。
その他にも
仏教の修行において、生活臭を落とすためにお香で匂いを消していた。という理由もあります。
お寺の入り口で匂いを落とすことで、邪念も落とすという意味もあるそうです。
今でも意味は変わっていますが良い効果があるようにと願いを込められているので浅草寺に行った際は煙をまとってみてはいかがでしょうか。