床屋さんのサインポール
床屋さん(理容店)のサインポールとは、三色の縞模様がくるくる回って、床屋の目印にもなっている、アレのことですが、英語圏では「バーバーポール(barber’s pole)」と言うそうで、ということは、これって日本だけのものではないんですね!
サインポールのルーツは中世のヨーロッパ。そのころ「瀉血(しゃけつ)」という、血液を排出して症状を改善する治療を、理容師兼外科医の床屋が行っていて、その治療に使われる棒が赤い棒で、さらにその治療の後に白い包帯を棒に干していたことから、赤と白のサインポールができました。その後、理容師と外科医の仕事が分業され、外科は赤と白のサインを引き継ぎ、理容店それと区別するために青を追加したんだそうです。
わたしは今回調べるまで知らなかったのですが、この3色のポールは世界共通のマークだということで、みなさんはすでにご存じのことだったかもしれませんね!