寄木細工
「寄木細工(よせぎざいく)」とは、いろいろな種類の木材を組み合わせて、その色の違いで模様を描く木工技術です。神奈川県小田原市および箱根町でつくられる「箱根寄木細工(はこねよせぎざいく)」が有名で、200年ほどの歴史がある伝統工芸品です。
模様の色合いに合った木材をそれぞれの厚さに削り、模様ごとに「にかわ」という粘着剤で圧着し、それらをさらにまとめて接着して幾何学模様を作り出します。それをカンナで削り、小箱や引き出しなどに貼りつけて装飾していきます。
木ならではのぬくもりが感じられ、アクセサリーなども作られています。最近では廃材を利用した商品も注目されています。
もしよろしければ、作り方が紹介されているこちらの動画もどうぞ。
- 手技TEWAZA「箱根寄木細工」Japan Hakone Marquetry
/伝統工芸 青山スクエア Japan traditional crafts Aoyama Square
https://youtu.be/TxvOMHoLRBY