昔ながらのお弁当箱
日本に昔から使われている木で作られたお弁当箱である『曲げわっぱ』ですが、なぜ今でも使われ人気なのか理由を調べてみました。曲げわっぱはヒノキやスギなどの薄い木を曲げて作られたもので、お米からでる余分な水分を適度に吸い取ってくれるので、美味しいご飯を食べることができます。お弁当内の湿気の調節をしてくれるため夏はご飯が痛みにくく、冬は固まりにくいので一年中美味しく食べることができます。しかし、油やソースが多いもの(スパゲッティやチャーハンなど)曲げわっぱに染み込んでしまい、シミができてしまうので注意が必要です。
曲げわっぱの種類
① 白木(しらき)…本来の木だけでできたもの
② 漆塗り(うるしぬり)…漆(うるし)と呼ばれるものでコーティングされたもの
③ ウレタン加工…初心者におすすめ
素材によって値段などが大きく変わりますので、選ぶ際には気をつける必要があります。素朴でホッとする温もりを感じることができる昔ながらのお弁当箱を、皆さんも是非使ってみてはいかがでしょうか?