丑年から寅年に
早いもので一年が過ぎようとしています。年明けの令和4年は寅年です。漢字で表すと干支は寅、動物は虎と表すのが一般的です。
干支は日本だけではなく、中国・台湾・モンゴルなどシルクロード交易を通じてさまざまな国へ伝わっていきました。ベトナムでも中国の影響で十二支がありますが、日本の干支と少しだけ動物が違っていました。ベトナム以外でも動物の違いがありますが、今回はベトナムとの違いをご紹介します。
日本の干支は
ねずみ・うし・とら・うさぎ・たつ・へび・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・いのしし
ベトナムの干支は
ねずみ・すいぎゅう・とら・ねこ・たつ・へび・うま・やぎ・さる・とり・いぬ・ぶた
「うし-すいぎゅう」「うさぎ-ねこ」「ひつじ-やぎ」「いのしし-ぶた」4種類違いがあるんですね。さらに十二支で水牛を使うのはベトナムだけでした。農村地域で一般的に水牛だったことから、牛ではなく水牛になったと言われています。
ちょっと干支にまつわる豆知識を紹介しますね。自分の干支から数えて、7番目にあたる干支を向かい干支といいます。向かい干支は自分に足りないものを補えてくれる「守り干支」とも言われているんです。
皆さんの「守り干支」はなんでしたか? 近くにいたら、きっと貴方を守ってくれているのかもしれませんね。