自然災害に備えて・避難情報
自然災害に備えて、今回は「避難情報」についてです。市区町村から避難情報が発令されると、テレビ・ラジオ・インターネット・防災行政無線・広報車などで、情報が伝えられます。防災情報は以下のレベルで発令されます。そのレベルによって、私たちがとるべき行動もあわせてみていきましょう。
- 警戒レベル１ 災害への心構えを高める
今後、気象状況が悪化するおそれがある場合に出る情報です。最新の気象情報をこまめに確認してください。 - 警戒レベル２ 避難行動を確認する
災害が発生するおそれがあるとして、「大雨注意報」や「洪水注意報」などの各種注意報が気象庁から発表された段階です。避難場所や避難経路などをハザードマップなどで確認し避難に備えます。 - 警戒レベル３ 高齢者は避難を開始
「高齢者等避難開始」の情報が出されます。高齢者や避難に時間がかかる人は避難を開始し、その他の人も避難ができるよう準備を整えます。 - 警戒レベル４ 避難対象地域のすべての人が危険な場所から避難する
「避難指示」が出た段階です。その地域にいる人は全員速やかに危険な場所から避難します。 - 警戒レベル５ 命の危険があります。直ちに安全を確保する
「緊急安全確保」が出た段階です。すでに災害が発生し極めて危険な状況です。避難所へ向かうことが難しいときは、その場所での最善の行動をとってください。警戒レベル５は安全に避難することが難しい状況ですので、警戒レベル３・４の段階で確実に避難できるようにしてください。
