本文へ
技能実習生向けポータルサイト
ロゴ トップページにリンクします

冬は「暖房病」に注意



冬の寒い時期に暖房が効いた室内で、頭痛・めまい・吐き気・肌のかさつき、などの症状があったら、それは「暖房病」かもしれません。

エアコンやストーブで暖められた空気は、部屋の上のほうに行きます。そのため身体の一番上の頭だけが暖まりすぎて、頭痛・めまいなどの症状が出ることがあります。また、頭が暖まりすぎると自律神経が乱れて、疲れ・眠気・不眠・耳鳴りなどの症状が出ることもあります。寒い日はできるだけ足元を暖めて、頭は涼しめにするのが良いとされていますが、エアコンやストーブでは足元が温まらないので、設定温度を高くして部屋が暖まりすぎていることが考えられます。

また、暖房による空気の乾燥もよくありません。冬の空気は乾燥しがちですが、暖房を入れるとさらに室内の湿度が下がります。人は呼気と皮膚から1日に1リットル近い水分を失っていますが、冬は汗をほとんどかかないので、水分を摂ることを忘れてしまい「隠れ脱水」の状態で、頭痛や吐き気といった症状がでることがあります。室内で暖房器具を使っているときに体の不調を感じた場合は、暖めすぎないように扇風機やサーキュレーターなどで空気をかくはんさせて、足元も暖かくなるような工夫と、加湿器や濡れタオルなどで室内の乾燥をできるだけ防ぎ、のどが渇いていなくても定期的に水分を摂るようにして、暖房と乾燥の対策をしてみてください。


Language

2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最近の投稿

アーカイブ