ハンディファンの使用時の注意 その2
前回ハンディファンの使用時の注意点をお話しましたが、今回は正しい使い方をしないと逆効果になってしまう場合があることをお伝えします。
1.汗による体温調節機能を妨げる
私たちの体は気温に左右されないように体温を一定に保つ機能があり、暑さを感じると汗をかいて体温を下げようとします。ところがハンディファンを使用していると、汗をかいても体内にこもった熱を奪う前に汗が蒸発してしまうため、体温調節としての機能が果たせなくなります。体温を下げる手段が妨げられると体の中に熱がこもり、熱中症のリスクが高まることになります。
2.高温の風による影響
気温が35℃を超え、ハンディファンを使用すると、送られてくる風もまた35℃の温風が体に吹き付けられることになります。首元には大きな動脈(頸動脈)があるため、そこに温風をあてると温められた血液が全身を巡ることになります。体温に近い温度の風にあたりつづけ、汗による体温調節が働かない状態では体に熱がこもってしまい、熱中症を引き起こすことがあります。
ハンディファンで安全に暑さ対策! 濡れタオルとの組み合わせが効果的
暑さ対策としてハンディファンを使う場合、濡れタオルとの組み合わせることをお勧めします。たとえば濡れタオルを首元に巻いておけば、水が気化熱によって体温を下げる役割を果たしてくれます。仕事の休憩中であれば濡れタオルを首元に巻いてもさほど不自然ではありませんね。 手軽で便利な暑さ対策グッズですが、使い方を間違えるとかえって逆効果になってしまうこともあるので、まずは正しい使い方を知っておきましょう.歩きながら使うときには周囲への配慮を忘れずに、適切にうまく使って、暑さ対策に役立ててください。
