スプレー缶の捨て方
前回スプレー缶の取り扱いについて掲載しましたが、今回はその捨て方についてです。中身が残ったスプレー缶をそのままゴミとして出してしまうと、ゴミ収集車やごみ処理場での引火や破損事故の原因となり大変危険です。以下のことを守り正しく捨てましょう。
缶の中身を使いきってカラにする
噴射ボタン等を押しても噴射口から何も出てこないよう、中身をカラにします。近くに火の気あると危険です。風通しのよい外で行いましょう。
缶が空になったか確認する
缶を振って音がしないか聞いてみてください。カラだと思っていても少量残っている場合があります。
ガス抜きキャップを使ってガスを抜く
ガス抜きキャップつきの製品にはイラストで使い方が書いてありますので、それを確認してください。ガス抜きキャップがついていないものは、噴射ボタンをおしてガスを完全に抜きます。家の中での作業は引火の可能性があるので、火の気のない風通しの良い外で行ってください。ガス抜きキャップの形状については日本語のみのサイトですが、イラストで紹介されていますので参考にしてみてください。
・日本エアゾール協会・ガス抜きキャップについて https://www.aiaj.or.jp/mechanism.htmlhttps://www.aiaj.or.jp/mechanism.html
ゴミに出す
キャップやふたなどのプラスチックの部分は分別して捨てますが、取り外しが難しい場合はそのままでも大丈夫です。無理に外そうとすると逆に危ないことがあります。「資源ゴミ」「不燃ゴミ」など、お住まいの地域によって分別がことなりますので、ゴミ捨て場に掲示されている案内板や各自治体に確認して捨ててください。
いかがでしたか?室内でのスプレーの大量噴射は爆発などの恐れもありとても危険です。中身を空にするための作業は必ず外で行ってくださいね。