お金のはなし・1円玉
最近では、電子マネーやクレジットカードでの支払いが増えて、お金(紙幣・硬貨)を使う機会が少なくなってきた方も多いかと思います。現在日本で発行されている紙幣・硬貨は、一万円札・五千円札・二千円札・千円札・500円玉・100円玉・50円玉・10円玉・5円玉・1円玉の10種類です。それぞれサイズや柄・素材なども違います。
以前「日本のお金」でご紹介しましたが、今回はそれぞれの違いについてご紹介していきたいと思います!
【過去記事】
日本のお金 前編 https://tkg-rice.com/event/life/japans-money
日本のお金 後編1 https://tkg-rice.com/event/life/japans-money4
日本のお金 後編2 https://tkg-rice.com/event/life/japans-money3
まずは第一弾として「1円玉」についてです。
【1円アルミニウム貨幣】
素材:アルミニウム100%
直径:20.0mm
重さ:1.0g
厚さ:1.53mm
側面:ギザギザなし
発行開始日:昭和30(1955)年
図柄・表面:若木
図柄・裏面:「1」、製造年
硬貨なかで1番小さく、軽く、1円玉だけ水に浮かびます。額面は1円ですが、アルミニウムの原価も高く、製造には1円以上かかるそうです。表裏のデザインは昭和29(1954)年に一般公募され、表面の「若木」はどの木というモデルになった木はなく、架空のものだそうです。一般的な自動販売機で使用することはできませんが、ATMやセルフレジでは使用が可能です。
お財布の中の1円玉にあまり存在感はないかもしれませんが、「1円を笑うものは1円に泣く」という言葉があります。1円玉も大事にしてくださいね!