春爛漫
本格的な桜の季節まであとどれくらいでしょうか？ ニュースなどでその話題も増えてきていますね。花が美しく豊かに咲き乱れている様子を表す「爛漫（らんまん）」という言葉があります。そしてこの言葉には、「ひかりかがやく」や「ありのままに輝き現れる」と言った意味もあります。
厳しい冬を乗り越えた花々が一斉に咲き、輝きにあふれる春。春はまさに爛漫であることから「春爛漫（はるらんまん）」という言葉ができました。
入学や入社など、春は新しいスタートの季節でもあるので、未来への希望に満ちあふれた様子もこの言葉にはあるように感じ、私は明るい気持ちになります。
爛漫といえばもう一つ「天真爛漫（てんしんらんまん）」という言葉があります。
天真とは「自然のままで飾らない姿」「無邪気（むじゃき）」という意味なので、天真爛漫とは、ありのままに輝き飾らず無邪気でほほえましい様子をあらわす言葉です。コロナの規制が緩和された今年は、春爛漫を天真爛漫な子どもたちとたくさん楽しみたいです。
