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日本で運転免許を取ろう



日本に滞在するベトナム人は2023年8月時点で52万人、1位中国の79万人に次ぐ2位の位置を占めるに至り、日本最少人口の鳥取県55万人を近々に追い越す勢いです。更に、日本国内の労働人口の減少は顕著で、日本政府は育成就労及び特定技能就労者の枠を拡大し、労働力不足を補おうと注力しています。 昨今、旅客及び運送に関わる業界に於いても人手不足は顕著で、特定技能の新分野として認可される見込みで在留期間も要件を満たせば延長が可能な模様です。となれば、技能実習もしくは特定技能の在留資格で長期に渡り日本で生活するに当たり、「運転免許取得」は、日本で就業及び生活する上で大きなメリットとなると考えます。 そこで、今回は「ベトナム人が日本にて運転免許を取得する。」をテーマに考察します。ベトナム及び日本が締結している自動車免許に関わる「国際条約」は各々異なる条約の為、ベトナム及び日本で取得した運転免許は、双方にて「国際免許」として使用不可で、運転することはできません。よって、「ベトナムで取得した運転免許」を活用して日本国内で運転するには、試験を経て「日本の免許」へ「免許の切り替え」という手続きを要します。


ベトナムで取得した運転免許を日本で切り替える

既にベトナムにて 運転免許を取得し運転経験豊富な方は、日本の免許へ「切り替える段取り」を必要とします。試験場にて「自国にて免許を取得した経緯」に関したアンケートに記入し、それに関して試験管が日本語で「本当に正規ルートで免許を取得したの?」と臭わせるような「意地悪質問」を投げかけ、それに反応する受験者の様子を伺うといった『誠に失礼な面接』を実施する場合があると聞き及んでいます。面接の際には通訳の同席も許されているようなので、日本語が不得手な方は日本語達者な友人の帯同もありかも。 現時点、筆者が得ている情報では『二輪車免許の切り替え』の方がスムーズに事が進む様です。その後は、適正検査及び運転実技試験へと段取りを進めます。


運転免許学科試験をベトナム語で受験可能な県

次の段取りを説明する前に、先ずはベトナムの皆様へ朗報です、日本の運転免許試験所は各都道府県にて運営されていますが、その学科試験をベトナム語対応している県は18県あるそうで、関東では神奈川、群馬及び茨城が最近加わり3県となった模様です。 次回より、先ずはベトナム語対応の運転免許試験所にて受験することを想定して考察を進めていこうと考えています。

宮城県、新潟県、石川県、群馬県、茨城県、神奈川県、静岡県、愛知県、奈良県、大阪府、兵庫県、広島県、岡山県、山口県、香川県、福岡県、長崎県、熊本県


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