日本各地の祭り:山梨県
各地域で昔から受け継がれてきた、伝統や人々の思いがつまった行事を「祭り(まつり)」と言います。このシリーズでは、その土地ならではの歴史ある祭りや、地元の人が大切に守ってきたにぎやかな行事を紹介していきます。
今回は「山梨県(やまなし)」のご紹介です。
吉田の火祭り
吉田の火祭りは、山梨県富士吉田市で毎年8月26日と27日に行われる伝統的な祭りです。富士山のふもとで開かれるとても有名な行事で、日本三大奇祭のひとつとも言われています。 この祭りは、富士山の夏の登山シーズンの終わりを告げる意味があります。町の通りには大きな松明がたくさん並べられ、夜になると次々に火がともされます。 人びとは火のまわりを歩きながら、無病息災や安全を祈ります。火には悪いものをはらう力があると考えられていて、昔から大切に守られてきた祭りです。 祭りの日には屋台も多く出て、地元の人や観光客で町はとてもにぎわいます。昼は明るく楽しい雰囲気、夜は火の光に包まれた神秘的な雰囲気になり、一日でちがう表情を楽しめるのも魅力です。 吉田の火祭りは、富士山と深くつながった特別な祭りです。日本の伝統と夏の力強さを感じられる、心に残る行事です。
