「おしるこ」と「ぜんざい」
皆さんは「おしるこ」と「ぜんざい」をご存じですか? どちらも小豆を砂糖で甘く煮て、おもちや白玉団子などと一緒に食べる、ベトナムの「チェー」に似た温かい食べ物です。
「おしるこ」と「ぜんざい」はよく似ているので、今回はその違いについてです。
「おしるこ」と「ぜんざい」には地域による違いがあります。
関西では、小豆でできた粒状のあんこ(つぶあん)と水で作ったお汁に、お餅などを入れたものを「おしるこ」、こしたあんこ(こしあん)で作ったものを「ぜんざい」といいます。関東では、つぶあん・こしあんに関係なく、お汁になっているものを「おしるこ」といい、「ぜんざい」は汁気のないあんこをお餅などにかけたもののことをいいます。
小豆の赤い粒に魔除けの意味があることから、お正月に飾った「鏡餅」を食べる「鏡開き」の日に、おしるこやぜんざいを食べる習慣があります。
寒~い冬に、甘くて温かくてほっとした気分になれる「おしるこ」と「ぜんざい」。
最後においしいお店をご紹介しますね。
- 東京都台東区上野『みはし 上野本店』 https://www.mihashi.co.jp/
上野公園・アメ横に近く、観光客にも人気のお店です。 - 東京都台東区浅草『梅むら』 https://r.gnavi.co.jp/k3px03r70000/
「豆かん」という和菓子で有名なお店ですが、おしるこも人気です。 - 千葉県成田市『三芳家』 http://www.nrtk.jp/mypage/00055.html
成田山の参道にあるお店で四季折々の草花を眺めながらいただくことができます。