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J soul food「味噌」



「味噌(みそ)」は昔から、日本人の食生活に欠かせない伝統的な食品のひとつです。ベトナムにも味噌はあると思いますが、日本のものとはだいぶ違いますよね。

日本の味噌は、大豆・米・麦などの穀物に塩と麹(こうじ)を混ぜて発酵させて作ります。(麹とは蒸したお米や麦に麹菌(こうじきん)というカビを付着させ、繁殖・発酵されたものです)アミノ酸やビタミンなどが豊富で病気のリスクを下げる効能があるなどから、「みそは医者いらず」と言い伝えがあり、近年では「スーパーフード」として海外でも人気が高まっているようです。
代表的な日本料理と言えば「味噌汁」ですが、味噌を使った炒め物や煮物など、他にはゆでたこんにゃくや里芋などに甘い味噌を塗った「味噌田楽」があり、いろいろな料理で使用されます。

そんな味噌ですが、スーパーの売り場にはたくさんの種類があり、どれを選んだらいいのか迷ってしまうことがあります。そこで原材料と色でわかる特徴をご紹介したいと思います。

原材料による違い

  • 米味噌…大豆に米麹を混ぜて作る。種類が豊富で米の甘みがある
  • 麦味噌…大豆に麦麹を混ぜて作る。香ばしい香りで風味豊か。アッサリとした味
  • 豆味噌…大豆と塩のみで作る。塩みが強くて味が濃く、香りが落ちにくいので煮込み料理に向いている

色による違い

白(白味噌)・淡色・赤(赤味噌)が主な色になりますが、これは熟成期間による違いになります。熟成期間が長いほど濃くなり、風味も増し複雑な味へとなっていきます。地域によっては白味噌を「西京(さいきょう)味噌」と呼ぶこともあります。また、豆味噌で長期間熟成させた特別な「八丁(はっちょう)味噌」という赤い味噌もあります。


どれを選ぶ?

材料と色の組み合わせから、例えば甘くてあっさりした味がお好みであれば、米味噌の白味噌を、しっかりとした味の料理を作りたいときは豆味噌の赤味噌といったように選ぶといいかと思います。もし、ちょっと好みと違うなと感じたら、いくつかの味噌を混ぜて使うのもおすすめです。

注目のスーパーフード「味噌」。毎日のお料理に取り入れてほしい食品です!


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