日本各地の銘菓:鳥取県
今回は中国地方にある鳥取(とっとり)県の銘菓をご紹介します。
三色団子(さんしょくだんご)
創業明治13年(1880年)、倉吉の名物菓子「打吹公園だんご」で知られる老舗の和菓子店。白餡(あん)、黒餡、抹茶餡の3色あんこに餅が包まれている、小ぶりで可愛らしいだんご。最初は通常の団子だったそうですが、皇太子にささげるものとして考えた結果3色にし、今の形になったそうです。
因幡(いなば)の白うさぎ
日本では、のびやかに跳びはねる様子から、うさぎは「福」を呼ぶ縁起の良い動物として親しまれてきました。なかでも出雲神話(いずも)「因幡の白兎」に登場する白うさぎは、「縁(えん)」を結ぶという大きな役目を果たしています。そこから「福」と「縁」のシンボルとして誕生したお菓子です。優しい味わいで小さい子からお年寄りまで食べられてきた鳥取を代表する銘菓になります。
日本の古くから伝わる話から作られた和菓子など日本人にとって馴染みあるものが多くありました。気になった方はぜひ調べてみてはいかがでしょうか