関東と関西で味が変わる？
日本では、東と西で出汁（だし）の味が変わるのをご存知でしたか？ 先日関西に行った家族から【関西限定だし味】のカップラーメンを貰ってよく食べてたものでも味が変わるんだ！とびっくりしました。そこで関東と関西では文化や習慣など様々な違いがありますが、今回は食事の違いについてご紹介します！
なぜ関東と関西で味が違うかというと、使っている食材が違うからです。関東では濃い味が基本で、「濃いしょうゆ」を使ってしっかりと味をつけますが、関西では「昆布（こんぶ）」を使っているためスッキリとした味になるそうです。同じ日本でこんなにも味が変わるのかというと、200年ほど前の江戸時代で関西では手に入る昆布が、関東では遠くて使うことができず魚も薄い味だったのをしっかりと味をつけて食べられたことから関東では「濃い味」で関西では素材の味をそのままに「薄い味」が一般的になりました。
ぜひ自分が住んでいる反対の地域に行く時は、その場所ならではの限定のご飯を食べてみて味の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
