日本各地の郷土料理:和歌山県
各地域にある食材を使って作られた歴史のある料理を郷土料理(きょうどりょうり)と言い、その場所でしか食べられない珍しい料理や世界でも有名な料理などを紹介していきます。今回は「和歌山(わかやま)県」です。
茶がゆ(ちゃがゆ)
和歌山県では山が多く、昔は米が貴重だったので少ない米でもお腹がいっぱいになるようにと作られたのが始まりです。鍋にお湯と番茶(ばんちゃ)を入れて味を出してから米を入れて炊いて作ります。何も入れないものを坊主(ぼうず)茶がゆ、和歌山で有名な梅干しや味噌を入れたり家庭によってアレンジして食べられていたり、県内のスーパーマーケットでは茶がゆ用のティーパックが売られていたりと今では日常食として食べられている郷土料理です。和歌山県に来たときに茶がゆ用のお茶を買ってみてはいかがでしょうか。