意外と知らない電池のこと①「アルカリ乾電池」と「マンガン乾電池」
懐中電灯や時計・リモコン・おもちゃなど、日常で電池を使うことはよくありますよね。ですが、電池にもいろいろと種類があってどれを使ったらよいか迷うことはありませんか?また、正しく使えていますか?
「アルカリ乾電池」と「マンガン乾電池」の違い
このふたつの違いについてはご存知ですか? 安いほうがいいからとか、なんとなく選んではいませんか? 実は電池を入れる製品によって「アルカリ乾電池」と「マンガン乾電池」は使い分ける必要があります。電池を新しいものに変えたのに動かなくなってしまった、なんて時は違った電池を使っているのかもしれません。「アルカリ乾電池」はパワーと容量が大きく、「マンガン乾電池」より約2~5倍長持ちします。大きな電流を必要とする製品に使用します。「マンガン乾電池」は微弱な電流でよい製品や、休み休み使うものに適しています。また、「アルカリ乾電池」より安価です。
「アルカリ乾電池」に適しているもの
- 携帯ラジオ、ラジカセ、ヘッドホンステレオ
- 電動おもちゃ、電子ゲーム機、ラジコンカー
- 電動歯ブラシ、電動かみそり
など、連続使用が必要な製品に適しています。
「マンガン乾電池」に適しているもの
- ガスレンジの着火用
- 掛け時計、置時計、電卓
- 家電製品のリモコン
- 懐中電灯
など、微弱な電流で使用できる、スイッチのオンオフが多い製品に適しています。
いかがでしたか? 使い分けできていましたか?
次回は使用上の注意点について掲載したいと思います。