夏のマスク、どう使う?
新型コロナウイルスの感染を防ぐために、今年は真夏でもマスクを装着しなければなりません。暑い中でのマスクは熱中症の危険があるということは、以前「マスクによる熱中症に注意」という記事を掲載しました。ですが、ほかにも注意することがあります。
外出先で汚れた手のまま、マスクの中でかいた汗をぬぐってしまうと、ウイルスが汗と一緒に口や目などに入ることも考えられ、感染の危険があります。汗をぬぐう場合は手を洗うか除菌スプレーなどで手の汚れを取り、清潔なタオルやハンカチなどを使用するようにしましょう。マスクを外すときは、できるだけ周りに人がいない場所を選ぶ必要もあります。
また、冷たい素材や通気性のよい素材で作られた「夏マスク」が話題ですが、これらの中にはウイルスのような小さい粒子はブロックできないものもありますので、人の多いところに行く場合は、使い捨ての不織布マスクのほうがより安心です。状況によって使い分けるとよいでしょう。
感染の予防と熱中症の予防、この2点にしっかり注意して、この夏を乗り切りましょう。