「補助犬（ほじょけん）」をご存知ですか？
「補助犬」とは、目や耳、手足に障害がある方をサポートし一緒に暮らす、「盲導犬（もうどうけん）」「介助犬（かいじょけん）」「聴導犬（ちょうどうけん）」のことです。電車に乗ったり、飲食店や病院に行ったり、社会のルールを守るように特別な訓練を受けていて、ペットではありません。
- 盲導犬
見えない・見えにくい方が安全に歩けるように、障害物を避けたり、立ち止まって曲がり角や段差を教えたりといったサポートをしています。 - 介助犬
手や足に障害のある方の日常で、物をひろって渡したり、必要なものを持ってきたり、服の着脱のお手伝いなどのサポートをしています。 - 聴導犬
聞こえない・聞こえにくい方の日常で、玄関チャイム・メールの着信音・目ざまし時計・タイマー・車のクラクションなどを聞き分けて教えるといったサポートをしています。
まちなかで補助犬を見かけた場合、補助犬はサポートの「お仕事中」になるので、補助犬に話しかけたりじっと見つめたり、勝手に触ったりお水や食べ物を与えることはしないでください。ですが、補助犬を同伴していても連れている方への援助が必要な場合もあります。もし困っている様子を見かけたら、「何かお手伝いしましょうか？」とやさしく声をかけてみてください。
