エスカレーターの利用方法
2019年末までの2年間に、全国で起きたエスカレーターでの事故が1550件も起きていて、15年前に比べると倍以上に増えているそうです。安全かつ快適にエスカレーターを利用するために、以下のことに注意してください。
- ステップの上を歩いたり、走ったりしない(乗ったら立ち止まる)
- ベビーカー、カート、車椅子、台車などは、乗せない
- ステップの黄色い線の内側に乗る
- 手すりにつかまる
- ロングスカートや丈の長い衣類が巻き込まれないように注意する
- ピンヒールのくつが溝に挟まらないように注意する
- 傘などの先が細いものを溝に差し込まない
- 乗降口付近では立ち止まらない
- 前の人を追い越さない
- 幼児をひとりで乗せない
- 手すりから体を外に乗り出さない
- 手すりにまたがったり乗ったりしない
- ゴム製・ビニール製の柔らかいくつは、巻き込まれやすいので注意する
- エスカレーターにものを落としても自分では拾わないで必ず係員を呼ぶ
- 手すりの下の部分(内側板)に寄りかからない
- 裸足で乗るのは禁止
もし、事故に遭遇してしまったら、必要に応じて非常停止ボタンを押します。非常停止ボタンは乗り口付近に設置されています。停止させる場合は、大声で「エスカレーターを緊急停止するので、手すりにつかまってください!」と利用者に伝えてから行ってください。急に止まるとバランスを崩して大きな事故になる可能性があります。安全のために、忘れないでください。