国花
ベトナム及び日本にて、『国花(国を代表する花)』は国民に広く愛された花を指し、両国とも法律で定められた国花は現状にて存在しません。ベトナムに於いては2011年の国民投票にて蓮を国花として選んだそうです。日本においては曖昧で古くから『桜』を愛する詩や吟が伝えられ親しまれていること、皇室の紋章が「菊」とされているからか、日本に於いての国花は『菊』と『桜』どちらも正解です。『蓮』はインド及びスリランカも同様に国花としています。おそらく『仏教と深く関わる蓮』が影響して国民の愛花となったと想像します。因みに日本へ蓮は仏教の伝来ともに伝わりました。『仏典の中で、ハスは極楽浄土に咲く花と説かれていることから、仏教では神聖な花として扱われています。』 ところで、蓮の地下茎(レンコン)は食材として日本へ輸出されています。