季節を表現する言葉・12月
気が付けばもう12月。今年も最後の月となりました。風邪などひいてはいませんか?
それでは今年最後の季節の言葉をご紹介します。
- 師走(しわす)
旧暦で12月のこと。師匠である僧侶が、お経をあげるために東西を馳せる月という意味の「師馳す(しはす)」からきているという説が有名です。(「馳せる」には「走る」という意味があります) - 風花(かざはな)
冬の晴天時に雪が風に舞うようにちらちらと降ること - 空っ風(からっかぜ)
山を越えて吹きつける乾燥した冷たい風 - 波の花(なみのはな)
波の白くあわだつのが花のようにみえるというたとえ。冬の季節風が強く打ち付ける日本海の海岸線で見られる現象 - お歳暮(おせいぼ)
年末に、お世話になっている方に感謝の気持ちを込めて物を贈る行為 - 年忘れ(としわすれ)
その年の苦労を忘れるための、年末の集会。忘年会 - 御用納め(ごようおさめ)
「御用」は役所や官公庁などの行政機関や宮中での仕事や公務のことで、その年のすべての仕事を終わりにすること - 大晦日(おおみそか)
「晦日」とは月の最後の日のことで、「大晦日」は一年の最後の日 - 除夜の鐘(じょやのかね)
「除夜」とは大晦日の夜のことで、深夜0時を挟む時間帯に寺院でつく鐘
今年は新型コロナウイルスの影響で、いろいろと大変な年でしたが来年はいい年になりますように。