会話に出てくる簡単なことわざ「植物編」
『簡単なことわざ』5回目は「植物編」です。
- 青菜に塩(あおなにしお)
元気をなくして、すっかりしょげている様子 - 独活の大木(うどのたいぼく)
体ばかり大きくて役に立たない人のたとえ - 火中の栗を拾う(かちゅうのくりをひろう)
自分の利益にならないのに、人のために危険をおかすことのたとえ - 団栗の背比べ(どんぐりのせいくらべ)
どれも平凡でほとんど同じで、優れて目立つものがないことのたとえ - 梨の礫(なしのつぶて)
便りを出しても何の返事もこないこと。音沙汰のないこと - 濡れ手で粟(ぬれてであわ)
何の苦労もしないで多くの利益を得ること - 瓢箪から駒が出る(ひょうたんからこまがでる)
思いもかけないことやありえないことが起こること。また、冗談半分で行ったことが現実になること - 桃栗三年柿八年(ももくりさんねんかきはちねん)
芽が出て実がなるまでに、桃と栗は三年、柿は八年かかる。何事も成し遂げるまでは相応の年月が必要だというたとえ
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