日本各地の祭り:愛知県
各地域で昔から受け継がれてきた、伝統や人々の思いがつまった行事を「祭り(まつり)」と言います。このシリーズでは、その土地ならではの歴史ある祭りや、地元の人が大切に守ってきたにぎやかな行事を紹介していきます。
今回は「愛知県(あいち)」のご紹介です。
尾張津島天王祭
尾張津島天王祭は、愛知県津島市で毎年7月に行われる伝統的な祭りです。約600年の歴史があり、地域の人びとに大切に受けつがれてきました。もともとは疫病(えきびょう)をしずめ、無病息災を祈るために始まったといわれています。
祭りの見どころは、天王川を進む「巻藁船(まきわらぶね)」です。船には多くのちょうちんが飾られ、夜になるとその灯りが水面に映ります。川いっぱいに広がる光の景色はとても美しく、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
昼には山車(だし)が町を進み、音楽やかけ声でにぎわいます。昼の活気ある様子と、夜の静かで美しい景色の両方を味わえるのも、この祭りの大きな魅力です。
尾張津島天王祭は、日本の夏の伝統と人びとの祈りを感じられる特別な行事です。ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
