日本各地の祭り:和歌山県
各地域で昔から受け継がれてきた、伝統や人々の思いがつまった行事を「祭り(まつり)」と言います。このシリーズでは、その土地ならではの歴史ある祭りや、地元の人が大切に守ってきたにぎやかな行事を紹介していきます。
今回は「和歌山県(なら)」のご紹介です。
那智の扇祭り(なちのおうぎまつり)
那智の扇祭りは、和歌山県那智勝浦町(なちかつうらちょう)で毎年7月に行われる伝統的な祭りです。「那智の火祭り」とも呼ばれ、和歌山を代表する有名な行事として知られています。長い歴史をもち、地域の人びとに大切に受けつがれてきました。
この祭りの見どころは、大きなたいまつの火です。重さのあるたいまつに火をつけ、白い装束を着た人びとが神社の前で火をふり動かします。燃え上がる火の様子はとても迫力があり、多くの見物客が訪れます。
また、神輿(みこし)を運ぶ行列も行われます。火の光とともに進む行列は、神聖で特別な雰囲気を感じさせます。火には、悪いものをはらい、安全や健康を祈る意味があるといわれています。
那智の扇祭りは、日本の伝統や祈りを感じられる特別な火祭りです。ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
