本文へ
技能実習生向けポータルサイト
ロゴ トップページにリンクします

わらび餅とくず餅の違い



皆さんはわらび餅とくず餅の違いをご存知ですか? 夏に味わう機会も増える二つの和菓子ですが原料も作り方も違いそれにより独特の歯ごたえや味も変わってきます。
今回はそんなわらび餅とくず餅の違いをご紹介いたします。


くず餅

実はくず餅の中でも関西と関東で材料が変わってきます。関西では植物の根からできた「本葛粉(ほんくずこな)」が材料で、国内で手に入れること難しいため外国産のものやデンプンを使用したくず餅が増えているそうです。
一方、関東では小麦粉からグルテンを取り除いた「うき粉」と呼ばれる粉を発酵させたものを材料としています。作り方は、関西は鍋で煮ながら練ることで作っていきますが、関東ではお湯に溶かしてから型に入れ蒸し固めます。そのため食感も、関西ではみずみずしくつるりとした味わいになり、関東では弾力のあるヨーグルトに似た酸味のあるものになります。


わらび餅

わらび餅は全国共通で、植物の蕨(わらび)から摂取するデンプン「本わらび粉」です。しかし植物からとる方法は手間と時間がかかるため、今では芋などのデンプンを使用したわらび餅が増えています。作り方は、関西のくず餅と同じで鍋で煮ながら練ることで作れます。食感は、くず餅に比べもっちりとした弾力と強いコシがあります。

古くからある和菓子なため、お店によって味や食感、味わい方も変わってきます。ぜひ自分好みのくず餅やわらび餅を見つけてみてはいかがでしょうか?


Language

2024年4月
« 3月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

アーカイブ