お金のはなし・5円玉
前回1円玉をご紹介した「お金のはなし」。今回は5円玉についてご紹介します。
【5円黄銅貨幣】
素材:銅60%~70%、亜鉛40%~30%
直径:22.0mm
重さ:3.75g
厚さ:約1.5mm
側面:ギザギザなし
発行開始日:昭和34(1959)年
図柄・表面:稲穂、歯車、水、五円
図柄・裏面:日本国、双葉、製造年
5円玉表面の稲穂は農業、歯車は工業、水は水産業と、発行開始当初の日本の主な産業を表しており、裏面の双葉は戦後の新しい日本を象徴しているといわれています。50円玉もそうですが、穴の開いた硬貨は世界的にも珍しいそうです。
「5円」=「ご縁がありますように」という願いをこめて、もしくは、穴が開いているので「先が見通せる」という意味にもちなみ、神社やお寺でお賽銭に使うということを聞いたことがありませんか?ですが、お賽銭は普段からの感謝の気持ちを表すものです。「5円」=「ご縁」というのはただの語呂合わせなので、金額にこだわらなくても大丈夫ですよ。
【日本のお金・過去の記事はこちら】
日本のお金 前編 https://tkg-rice.com/event/life/japans-money
日本のお金 後編1 https://tkg-rice.com/event/life/japans-money4
日本のお金 後編2 https://tkg-rice.com/event/life/japans-money3