「たぬき」の置物
古くからある日本食屋さんの前などに、たぬきの置物があるのを見たことがありませんか?なぜそこにたぬきを置くのか?と思ったことはありませんか?
このたぬきの置物は縁起がよいものとして、置かれています。なぜ縁起がよいのかというと、
- 「笠」は『災難を避け、身を守る』
- 「笑顔」は『愛想がよく、商売繁盛につながる』
- 「大きな目」は『周囲に気を配り、正しい判断をする』
- 「大きなお腹」は『冷静さと大胆な決断力を持つ』
- 「徳利」は『人徳(じんとく=その人が持つ品性のこと)を身に付ける』
- 「通い帳」は『信頼関係を築く』
- 「金袋」は『金運に恵まれるよう』
- 「尻尾」は『何事もしっかりとした終わり方を』
という8つの縁起「八相縁起(はっそうえんぎ)」を表しています。
縁起がよくて見た目にもかわいいたぬきの置物。小さなものもあるので、お部屋に1体、置いてみます?