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日本の桜といえば?



「野生種の桜」として3回にわけてご紹介しましたが、その中に日本で一番知られている桜の名前がありませんでした。「ソメイヨシノ」という名前、みなさん聞いたことありませんか? ソメイヨシノは日本で一番一般的で、日本国内どこでも見ることのできる桜です。「桜の開花日」や「桜前線」はそのソメイヨシノを観測して発表されています。日本で一番有名な桜なのに野生種ではない、ということは・・・?

ソメイヨシノは「野生種の桜」で紹介した、「エドヒガン」と「オオシマザクラ」が交配してうまれた「雑種」なんです。そして今、日本中に咲いているソメイヨシノは、「接木(つぎき)」という方法で増やされたものなんです。

 接木とは・・・台木(だいき)と呼ばれる別の木を土台に、増やしたい木の枝をつなぐことで、同じ花をつける木をつくる方法。

ソメイヨシノは他の桜より成長が早く、そのうえ花が大ぶりで密集して枝につきとても見栄えのよい桜です。5年くらいでお花見のできるくらいの大きさに成長するので、桜の名所をつくろうと、各地に植えられ広まっていったそうです。私の住む場所ではソメイヨシノの見頃は終わってしまいましたが、実は春だけでなく一年中、日本のどこかで咲いている桜。まだまだたくさん見ることができますよ!


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