熱中症特別警戒アラート
気温・湿度・日差しの強さ・地面などからの照り返しなどを数値化し、厳しい暑さが予想され熱中症の危険がある場合に、都道府県などの地域ごとに発表されるのが『熱中症警戒アラート』です。今年からはさらに「人の健康に重大な被害が生じるおそれがある暑さが予測された場合」に『熱中症特別警戒アラート』が発表されることになりました。
熱中症は、高温や湿度が高いときに、たくさん汗をかいたり屋外で長時間活動し、十分な水分補給をしないことで体温調整がうまくできずに、体温が上昇してしまう状態のことです。熱中症警戒アラートおよび熱中症特別警戒アラートが発表されているときは、特にその危険性が高いということになりますので、屋外だけでなく屋内でも注意が必要です。アラートが発表されたら
外出を控える
- 特に炎天下や直射日光が強い時間帯の外出はさける
- 屋外でのスポーツ活動は原則中止(延期)する
- できるだけ涼しい場所にいるようにして、外出を最小限にする
- 室内ではエアコンなどを適切に使用する
こまめな水分補給
- 水分補給はのどが乾く前から行う
- 汗をかくと塩分も失われるので、スポーツドリンクや塩飴などで塩分も補給する
クリーングシェルターを利用する
熱中症特別警戒アラートが発表された場合、冷房施設があり誰でも休息できる場所として市町村などで指定された施設=クリーングシェルターが開放されます(詳しくは各自治体にお問い合わせください)。
などの対策を行い、暑さから身を守るように心がけてください。