世界の人口80億人
世界の人口は、平均寿命が伸びていることや妊娠・出産による母子死亡率の低下、衛生環境の改善などによる乳幼児の死亡率低下などにより増え続けており、この12年で約10億人が増え、国連は11月15日に80億人を突破すると報告しました。今後も南アジアやアフリカなどで人口が増えると考えられています。インドでは来年、中国より人口が多くなり世界一になりそうだとのことです。
アフリカは現在14億人ほどで世界全体のおよそ18％ですが、2050年までには24億人を超え、世界人口の4人に1人がアフリカの人々になると予測されています。
それとは反対に、日本などの61の国や地域では、2050年までに人口が１％以上減ると予測されています。人口増加のペースは徐々に遅くなり、2080年代におよそ104億人のピークを迎えたあとは、減少になっていく可能性があるとみられています。生活環境が整備され人口が増加することは望ましいことですが、「急激な人口の増加は、貧困、飢餓、栄養失調との闘いや、保健サービスや教育の普及を難しくする」と、増加によって生じる課題もあげられています。
「SDGｓ＝持続可能な開発目標の達成」にむけて、さまざまな取組が行われていますが、『平等』について真剣に考えたくなったニュースを今回は掲載させていただきました。みなさんは何か感じるものがあったでしょうか？
