自転車乗車のルール １．事故について
通勤や通学、ちょっとそこまで、なんてときに自転車を利用している方も多いかと思います。自転車は免許のいらない乗り物ですが、道路交通法上「軽車両」として扱われる「車のなかま」です。ですので、自転車に乗るときは交通ルールを守らなければならないのです。自転車関連の事故は年々増えており、死亡・重傷事故の相手の約76％が自動車です。そのうち約55％が出会い頭衝突による事故で、自転車側の安全確認不足や一時停止をしなかったなどのルール違反によるものが、多くを占めています。このようなことから、警察では自転車運転者の信号無視や一時停止などの違反に対して、指導警告を行うとともに、悪質・危険な交通違反に対しては刑事罰の対象となる交通切符を交付し、取り締まりを強化しています。交通切符が交付されると検察庁に送られて刑事罰の対象となり、一定の期間内に繰り返し検挙された場合は講習の受講が義務づけられています。
ということで、次回は自転車の交通ルールについて詳しくご紹介します。
