12月1日は何の日?
12月1日は【着信メロディの日】です。1999年(平成11年)12月1日に世界で初めて携帯電話の着信メロディが配信されたことにちなんで、規格開発を手掛けた株式会社フェイスが記念日に制定しております。この出来事は、携帯電話が高機能化していくきっかけのひとつとなり、着信メロディをはじめとしたデジタルコンテンツの充実が目的とされております。配信がされる前は、自身で音階を打ちこんでメロディをいれたり、音楽を流して取り込んでメロディをいれたりなどしていました。
ちなみに2日後である12月3日は、【着うたの日】で、2002年12月3日に、世界で初めて「着うた🄬」の配信が始まった日として、サービスを提供している株式会社レコチョクが記念日に制定しております。この2年後には着うたフルの配信も始まっています。これらは全て自身の端末に音楽データをダウンロードしなければいけないため、着うたフルともなるとかなりデータ容量が大きくなって、楽曲でストレージが圧迫されるなどもありました。事前にダウンロードが必要なため、入れた曲しか流せないという点も欠点でした。2008年にiPhoneが日本に上陸してからは、ライブラリーにアクセスして好きな曲を聴くという聴き方が可能になってからは、廃れていきました。
いかがでしょうか?今日は着信メロディの日と日本で流行っていた楽曲配信についてお伝えしました。私としては少々懐かしい話にも感じました。日本独自に発達していったものは他にもあるので、また別の機会にご紹介できればと思います。