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〈工芸生〉工芸高校茶華道部



茶華道とは、茶道と華道という伝統芸能を学び、稽古を積んでお点前を披露します。現在の活動は茶道のみです。お点前とは、茶を点てること、そしてその作法の事をいいます。茶道とは、茶を点て振舞う日本伝統芸能の一つです。茶室の畳の、掛け軸、お花など、茶器など、茶室全体の雰囲気、お茶を点てる飲む時間すべてを含めて芸術とされます。お稽古前に先生が持ってきたお花が飾られます。これも季節を感じる大事なものです。お茶を点てる間にお菓子が運ばれ、お菓子を食べた後にお茶をいただきます。茶道にはさまざまな流派がありますが、その中でも表千家について紹介したいと思います。表千家(おもてせんけ)とは、茶道流派の一つです。
私達、工芸高校茶菓華道部ではこの表千家を学んでいます。

その手順は

(1) 茶碗に抹茶を入れて釜の湯を注ぎ、茶筅〔ちゃせん〕(竹製のお茶を点てるための道具)でかき回し泡立てます。


(2)お茶をお客さんにおだしします。お茶を点てる人とは別にお手伝いさんの役割をする半東(はんとう)と呼ばれる人がお茶を受け取りお客さんにおだしします。おだしするときに半東もお客さんも一礼します。


(3)手で茶碗を取り、左の手のひらにのせ回し飲みます。茶碗には正面があり、運ばれてきたときに向けられた側が正面になります。 お茶をいただくときに、この正面を避けるため、茶碗を回して飲みます。


(4)飲んだ後を指先でぬぐい、指は懐紙〔かいし〕(茶席で、菓子を取り分けたりするのに用いるもので、たたんでふところに入れておく紙)で拭きます。

夏菓子の一例

私が茶道を始めたきっかけは、友人に誘われて茶道部にお茶を飲みに行って、お茶を点てている人がとてもかっこよく見えたことと、日本人として日本の伝統的な文化に触れたいと思ったからです。茶道とはお茶を飲むこと、点てることだけだと思われがちですが、礼儀作法、茶道具や茶室の鑑賞、お手前を点てた人とお客人の交流などの時間と空間ごと、そのすべてが茶道であるということです。工芸高校では秋頃に工芸祭という文化祭で我々茶華道部部員がお点前を披露するのでぜひお越しいただけたらうれしいです!


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