日本各地の祭り:栃木県
各地域で昔から受け継がれてきた、伝統や人々の思いがつまった行事を「祭り(まつり)」と言います。このシリーズでは、その土地ならではの歴史ある祭りや、地元の人が大切に守ってきたにぎやかな行事を紹介していきます。
今回は「栃木県(とちぎ)」のご紹介です。
日光東照宮 例大祭(にっこうとうしょうぐう れいたいさい)
日光東照宮の例大祭は、栃木県日光市で行われる歴史ある祭りです。毎年、春と秋に行われ、「百物揃千人行列(ひゃくものぞろえ せんにんぎょうれつ)」として知られています。
この行列は、江戸時代の大名行列を再現したものです。武士や家臣の衣装を着た人たちが、刀などを持ち、日光の町をゆっくりと歩きます。その人数はとても多く、まるで昔の時代に戻ったような気分になります。
行列は、徳川家康をまつる日光東照宮に関係した大切な行事です。家康の霊をまつるために行われてきた伝統が、今も大切に守られています。色あざやかな衣装や、整った動きは見ごたえがあります。
春と秋では、まわりの自然の景色も大きな魅力です。春は新緑、秋は紅葉に囲まれ、行列と風景が美しく調和します。写真を撮る人も多く、観光客にも人気の祭りです。
日光東照宮の例大祭は、日本の歴史や文化を身近に感じられる祭りです。ゆっくりと進む行列を見ながら、昔の人びとの思いにふれてみてはいかがでしょうか。
