「春」の和菓子
日本の伝統的な菓子である「和菓子」。和菓子は五感の芸術ともいわれており、味わいはもちろん、見た目からも四季を感じられるものになっております。今日はおうちで春を身近に感じられるような和菓子をご紹介いたします。
花見団子
串にピンク・白・緑の3色団子を刺した和菓子です。店により、色ごとに味が違うこともありますが、スーパーなどで売られているものは大体味は一緒になります。3色であることや並び順には意味が込められているそうですが、諸説あり、大体が四季や春を表現しているとされております。
練り切り
練り切りは白あんや芋を原料とした和菓子です。生菓子の中でも、特に上等な生菓子のことを「上生菓子（じょうなまがし）」といい練り切りは「上生菓子」に分類されております。上生菓子は職人が一つひとつ手で作り上げ、色合い・見た目でも季節を感じられるように趣（おもむき）を取り入れるという特徴があります。上生菓子には「菓名（かめい）」という、“練り切り”とは別に名称がつけられます。作品名のようなものですね。少々他の和菓子と違い値段が高いですが、和菓子屋さんごとに違った練り切りが提供されているので、お気に入りを見つけるのも楽しいかと思います。
いかがでしたでしょうか？ その他にも、桜餅や柏餅など、春を感じられるような和菓子は多数存在しますが、今日は一部をご紹介いたしました。和菓子は五感の芸術ともいわれているので、春のおうち時間をさまざまな和菓子とともに過ごされてはいかがでしょうか。
