日本各地の郷土料理:長野県
各地域にある食材を使って作られた歴史のある料理を郷土料理(きょうどりょうり)と言い、その場所でしか食べられない珍しい料理や世界でも有名な料理などを紹介していきます。今回は「長野(ながの)県」です。
おやき
小麦とそば粉を水で溶かし薄く伸ばして作る皮にあんこや野菜などを包んで焼いたもので、長野を代表する郷土料理です。2000年以上前から同じように粉を練って焼いた後があったみたいで歴史はとても長いです。おめでたい日にも作られていましたが、日常的にも作って食べられてきて、今では身近にある季節の具材を入れて作るおやつとしても食べられています。この地域のお盆(おぼん)では8月1日におやきをつくり、8月14日におやきをお供えしてご先祖さまに食べていただく風習があります。 県内のいたるところで販売されているので長野県に行った時には食べてみてはいかがでしょうか。