日本の東と西の違い④
前回に続き、今回は文化や身の回りのものの違いについて紹介します。
- 電力と周波数
日本と海外では周波数が違うように、日本の東と西でも周波数が異なります。日本では、東は60Hz、西は50Hzと決まっています。これは、発電機の輸入が始まった当時、東ではドイツ製のものを、西ではアメリカ製のものを購入したことが周波数の異なる要因と考えられています。
- 線香花火
夏の風物詩として有名な線香花火ですが、東では「長手牡丹」(持ち手のさきがひらひらとしている)、西では「スボ手牡丹」(マッチ棒を長くしたような形で硬い)と呼び方や形が違います。
- ポリタンクの色
灯油や水などを入れ持ち運ぶポリタンクをご存知ですか?このポリタンクの色が日本の東と西で異なります。東は赤色、西は青色のものがそれぞれ使われています。
- テレビの放送チャンネル
NHK以外の番組は全て東と西で放送内容も名称も変わります。例えば、関東:日本テレビ→関西:読売テレビ、関東:テレビ東京→関西:テレビ大阪などです。もちろん関西の放送内では、キャスターやコメンテーターの方が関西の方の場合が多いため、関西弁で話している様子も特徴的です。
ここまで日本の東と西では様々なものが異なりましたね。きっとまだ沢山あるはずですが、その違いに気が付いていないものもあるかもしれませんね。
良ければ調べてみてくださいね。