季節を表現する言葉・6月
日本では梅雨(つゆ)という雨期にはいる6月。ジトジトと続く雨に気分が落ち込んでしまいそうですが、梅雨にまつわる言葉もたくさんあります。
- 水無月(みなづき)
旧暦で6月のこと。「無」という漢字は「ない」という意味で使いますが、この場合は「の」という意味で「水の月」、お米を作る田んぼに水を引く時期ということです。 - 青梅雨(あおつゆ)
春のあいだにたくさんの日を浴び、葉の色を濃くする季節の木々の葉に降る雨 - 暴れ梅雨(あばれつゆ)
梅雨の終わりのころに比較的強い雨の日が続くこと - 蝦夷梅雨(えぞつゆ)
梅雨がないといわれている北海道で、その時期に冷たく湿った空気がもたらす雨 - 空梅雨(からつゆ)
梅雨なのに雨が降らないこと - 梅雨籠(つゆごもり)
雨の日が続き外に出られず家にこもること - 梅雨寒(つゆさむ)・梅雨冷(つゆびえ)
梅雨の時期に訪れる季節外れの寒さ - 梅雨の月(つゆのつき)
梅雨の雨雲に見え隠れする月 - 梅雨闇(つゆやみ)
梅雨の時期の夜は、雲が厚く闇がとくに深く感じること - 走り梅雨(はしりづゆ)
本格的な梅雨入る前のぐずぐずとした天気
この季節は湿度が高く食材がいたみやすい時期でもあります。体調にも十分気をつけて過ごしてくださいね。