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「ギンナン」と「イチョウ」



「ギンナン」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか? 私が思い浮かべるのはあの独特な臭い、、、いい香りとは言い難く、しかしにおいの元のぐにゃぐにゃした皮(?)を取りのぞき殻に包まれた実を炒って食べると、もちっとした触感でおつまみとして最高!おでんに入れたりもします。

「ギンナン」は「イチョウ」の樹になる実です。この「ギンナン」と「イチョウ」を漢字で書くと、、、
「銀杏(ギンナン)」「銀杏(イチョウ)」と、同じ漢字を書きます。「銀(ギン)」と「杏(アン)」がくっついて「ギンナン」と読むことができても、「イチョウ」と読むのは難しいですよね。 ではなぜそうなったのか?

「ギンナン」は、杏(アンズ)の実を小さくしたようで、銀のように真っ白な実だから「銀杏(ギンナン)」と呼ばれるようになったそうです。「イチョウ」は中国で「ヤーチャオ」と呼ばれていて日本でそれが変化して「イチョウ」と呼ばれるようになりました。「イチョウ」は「ギンナン」の樹なので「銀杏の樹」=「イチョウ」ということで、樹も実も同じ漢字が使われたようです。
とてもややこしい話ですね。

ギンナンはカロテン・ビタミンC・カリウムなどが豊富に含まれる、栄養価の高い食べ物です。ですが食べ過ぎると、嘔吐や吐き気などのギンナン中毒になることもあるということですので、少量をおいしくいただきましょう。


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