これって何て名前?~お正月飾り~
物の名前とエピソードを紹介する「これって何て名前?」
第2回目はお正月飾りについてです。
まず、お正月飾りとは、その年の歳神様(としがみさま)をお迎えするために、年末から年始に飾るものです。
門松(かどまつ)
門松は家を訪れる歳神様のための目印として玄関に飾ります。一年中落葉しない松、成長が早く生命力の強い竹、新春に開花する梅、この3種類の縁起物が使われています。私が住む町では門松の絵を印刷したものが配られるので、毎年それを玄関に貼っています。
しめ飾り(しめかざり)
家の門や玄関につけられ、神社にある「しめ縄(なわ)」と同じように、神様が宿る場所の印で、災厄をはらう役割もあります。今は少なくなりましたが、車の正面に取り付けたりもします。
鏡餅(かがみもち)
神事に使われる鏡と、人の魂を丸い形のもちで表しています。歳神様へのお供えもとして室内に飾ります。
この3点が代表的なお正月飾りです。立派で高価なものもありますが、100円ショップでも売られていますので、ご興味ある方はお店をチェックしてみてください。